mrscenario by mizuki ryo

BIOGRAPHY的なもの。いわゆる略歴。


正直私はこれまで、どんなものに影響を受けて、どんな考えで制作しているのか、あまり語ってきませんでした。

今回、それを簡単にですが纏めて見ようと思います。(※2022年現在の情報)



私が人生で最初に「ストーリーを書きたい」と思った切っ掛けは、中学生の頃に観ていたアニメでした。


原作は未読でしたが、アニメでの展開が自分の中で納得がいかず、自分ならばもっと違う展開にするだろうと。

そうしてノートに、『if』の物語を書き綴った時から、始まったのだと思います。


それがいわゆる「二次創作」であり、また「小説」形式だったのですが、
当時はあまり深く理解していませんでした。


しかし、振り返ると根源はもっと前にありました。


特に小学生の頃にプレイした、スクウェアの『クロノ・トリガー』の存在が大きかったと思います。


当時の自分は、ゲームといえばアドベンチャーばかりで、物語なんてあってないようなものばかり。

そんな中、『クロノ・トリガー』に衝撃を受け、以降きちんとストーリーがあるゲームばかり選ぶようになりました。


それがスーファミ版『かまいたちの夜』であったり、
PS版『ダブルキャスト』、『季節を抱きしめて』だったりします。


はたまた、セガサターンの『センチメンタルグラフティ』や、
ドリームキャストの『北へ。White Illumination』も、リアルタイムでプレイしていた記憶があります。


恐らく、この90年代後半から2000年代初頭のゲームに特に影響された気がします。


不思議です。

物語性を重視したゲームをプレイしたいと考えていたら、いつの間にかギャルゲーばかりやっていました。


その後にTacticsの『ONE 〜輝く季節へ〜』やKey『Kanon』に出会います。

Keyの『AIR』に関しては、雑誌で事前情報を読みながら発売を心待ちにしていた世代です。


また、専門学校に進む頃に、友人から強くプレイするように勧められたゲームがあります。


それがTYPE-MOON『月姫』でした。もちろんPC用のCD-ROMの。

このタイトルを始めてプレイした時は、衝撃のあまり椅子から落ちそうになりました。



とにかくこの時代には、凄いゲームが沢山ありました。


そしてこの時代、アドベンチャーゲーム分野で避けては通れない名作があります。

『Never7 -the end of infinity-』
『Ever17 -the out of infinity-』
『Remember11 -the age of infinity-』
というシリーズです。


これに関しては、いまとなっては知る人ぞ知るタイトルだと思います。

間違いなく傑作のひとつなんですが、分からない人には分からない作品だとも思います。



何が言いたいのかといいますと、まあ特に言いたいことはないんですが、
このラインナップだけでも「ノベル主体のアドベンチャーゲームが死ぬほど好きである」
ということは分かって頂けるかなと思います。



そんなこんなで2005年頃に、初めてネットを通して報酬を頂いてシナリオを書き始めます。

その翌年、ゲーム開発を知らずにシナリオを書くことに違和感を覚え、ゲーム開発の現場に入ることに。


それから今に至るまで、何かしらの形でシナリオを書いて生きてきました。



ここ2、3年は特にシナリオ以外のクリエイティブな業務を多くこなしています。

企画初期のコンセプチュアルな部分。キャラクターIPと言われるもの。


そしてクリエイターを束ねてのクリエイティブマネジメント。


例えば、VTuberのクリエイティブ周りなどが多く、色々な経験をさせて頂きました。


時には実写制作にも携わり、漫画原作にも関わらせてもらい、

歌録りに立ち会えば、どうしたらもっと良くなるかを口出しをしたり。


私はどちらかと言えば、名前が出せなかったタイトル、裏方に徹した業務もたくさんあります。


これだけの期間を、フリーランスのシナリオライターとして(時に会社所属しつつ)続けていますと、

大抵のケースは経験しているだろう、と思ったりします。


自分では別業種という感覚は薄く、これまで続けて来たコンテンツ制作の延長にあるものだと認識しています。

物語の中心を作ってきた人が、その周辺のクリエイティブにも手を伸ばしてアレコレやっている。


出来る範囲ならやってみたいという精神です。

クリエイティブ業務というのは、とにかく経験してみないと分からないので、やってみるしかないのです。



何を目指してクリエイティブな仕事を続けているのか。その理由はシンプルです。

作ったものをユーザーに届けて、ほんの少しでも生きる糧になれば、という思いです。


どこかの誰かが過去を振り返ったときに、
「あの時にやったゲーム(コンテンツ)は楽しかったな。またやりたいな」と思って欲しい。


シナリオライター歴17年という数字から分かる通り、もうクリエイターとして若い部類ではないのですが、
しかし根底にある考えや熱意は変わっていないと思います。


シナリオライターを、敢えて日本語にすると「脚本家」です。

この「家」が付く職業は、専門の技芸を追求していく職業で、常に自分を高め、追求していかなければいけません。


自分で言うのもなんですが、これまで続けてきて、それが性に合っていると思います。

今後もしばらくはその道を続けていくと思います。




興味を持って頂けましたら、まずはお気軽にご連絡頂ければと思います。

mrscenariostudios@gmail.com